希氏はマジで小説家志望だからね

信天翁航海録は最初「なにこれ？なんでこんなに読みにくいの？」状態だったけど面白かったなぁ
装甲悪鬼村正も信天翁ほど癖が強いわけじゃないけどこっちも作品としては面白かった

タペストリーは漫画みたいな吹き出し出ててやりにくかったな

小山田センセー、カムバック

二枚目の画像は信天翁じゃない
レイル作品は嘘屋よりも人選ぶから体験版やったほうがいいな
特に信天翁航海録ならなおさら

紅殻町あるかなと思ったら話題に上がってて嬉しい
ロミオ→神樹の館経由でレイルに行った

2枚目が信天翁とは誰もいってないよ

昔はロミオ・めてお・虚淵・瀬戸口でえらい楽しませてもらったな

希はなんというか鏡花意識しすぎて二次創作臭が抜けてない

2枚目「大きく肌を晒した肢体は、露悪的というより、」ってあるけれど意味がわからん。露悪って「自分の悪いところをわざとさらけだすこと」だろ？ こういう言葉を実際の意味でなく、著者がもつ字面の印象から勝手に作り出した意味で文章綴られるとわけがわからんくなるわ
ちゅうにびょうとか煩ってたりすると格好いい文章に見えるんだろうか？

※9
単に誤字っただけだと思うが…
前後の文章からすると、こわくてきをろあくてきと間違えたんだろう
このライター割りと誤字脱字あるけどパッチで修正をしないから誤字のママ放置されたんだろうよ

瀬戸口
「寂しいよね」
そうだな、と、思う。
昔はいつも一緒にいて、子犬同士がそうするように、じゃれあって遊んでいた。それはひなたぼっこをするような温かく平和なものだったはずだ。
それが僕らが成長する従っていつの間にか、いけないことに変わってゆく。僕らがそう思わなくても、世間は別の意味を付けくわえていった。
そして世間の付け加えた意味を理解するとともに、僕の意識そのものも変わってしまう。
そうして僕達は時間をかけて、少しずつ、あの楽園から離れていったのだ。僕はその場所の風景を良く覚えているが、もう戻れないことも知っている。今の僕は昔と同じ気持ちでは振舞えない。

ロミオ
だが忘れてはならないと忍は思う。希望のない世界に、教養範囲を超えた苦痛はあまりにも多い。
不幸にも直面し、壊れてしまうこともしばしばだ。
自由に生きることは難しい。近代化は権利意識の拡大を意味する。分割できるリソースには限りがある。
それはパーセンテージだからだ。だからいくら権利を与えられても、得られるものはそう多くない。
鋭すぎる意識が、人を傷つけたりもする。だから──
──個室が必要なのだ。
幸福な出来事、それは個室を共有できたことだ。
樋口章二が聖域と呼んだ場所

早狩
……しかしそれでも我々は、全てを承知してもなお、
国家という名の幻想の河を超えて苦難の道へと歩みださなければならない。
なぜなら、日本、という名前の分厚いコート一枚で、
厳冬の酷寒から身を守れた幸せな時代は終わったのだから。
通貨という名のシャツ。民族という名のズボン。言語という名の靴。そして政治という名前のタイ。
これらを選んで組み合わせ、コーディネートしなければならない季節が訪れたのだ。

アルバトロスほんと好きだわ
シサムとキサラダイスキ

希かっけーわー

奈良原
死体を超え、その先へ。
刃の接近を肌で感じる。それは幻覚であり事実。着地するや抜刀、屈んだ姿勢のままたち直しもせず即座、
左足を軸に右回転しつつ刀を円陣形に一閃。慌てた様に踏みとどまる足を一二三四五、六本見た。うち一本
を浅く裂く、服一枚程度。かまわない、元より攻撃のための動作ではないのだから。敵をひとまず避けるこ
と、敵の配置を把握すること、敵が構築しようとしている流れを破壊すること、今企図したのはその三つだ。
それは果たされたと確信する。赤音が右足を踏み下ろしたのは、ほぼ正三角形に散った敵の一人と正対する
位置。転身から立身へよどみなく動作を繋ぎ、刀は天井を指す大上段をとる。正面の敵が息を呑む、その音
を聞く。ここまで攻撃的な構えを前にして踏み込める者はまずいない。どれほど愚劣な頭でも、相打ちの結
末が目に見えているからだ。敵の手足から躍動性が消える。防御のために体が固まる。今から一秒程度は、
この敵は攻撃を行えまい。──そして他方、無防備な背を見せ付けられた残りの敵は襲い掛かってくる。赤
音が胸中にごちた予言は、完全な的中を示した。足を踏み変え、右後方に跳ね飛びながら刀を打ち下ろす。
完全なタイミングの、それはカウンターだった。

テキスト好きにオススメできそうなそこそこマイナーなゲーム
・Noel・雪影・Crescendo ～永遠だと思っていたあの頃～
同人ゲーだとJ.Q.V 人類救済部とパコられ

お朱門ちゃんの名前が出てないのが悲しい。

※９、１０

これは露悪的で合ってるんじゃないか？前後が無いから想像でしか無いけど、目の前の女性は「知識と学問で造り上げた」宮里青年から見て、露悪的だ、平たく言えば悪ぶっている印象を受けるはずの風貌なんだろう。

公式の画像見てみたけど、これで水着じゃなくて普段着みたいだし、一昔前の書生さんみたいな主人公には衝撃だろうな。性的な魅力より先に危機感や嫌悪感を覚えても不思議じゃない。

にも関わらず、彼女の目を見た時に、一陣の風をかいだような、野生の猫科のような、夢を生の糧とするような強い意志を感じて、見とれてしまった、と。

「なんやこの格好、ひくわー」→「ん？綺麗な目してるやんこの子。服も良く見たら似合ってるような気がしてきた」→「吸い込まれそうな目してるわ。あかん、なんか頭がぼーっとしてきた」

こういう印象の移り変わりを長々と比喩を多用して描写しました、って感じ。

奈良原先生は早く魔剣習得の修行から帰ってきて筆をふってほしい

※4
小山田
僕の世界は狭い。
世界が僕を限定しているのか、それとも僕が世界を限定してるのか。
その両方か。僕は迷子だ、そして一陣の風
びひゅおうおうおうおうひゅうおうおうおうおうおう
と強い風が吹いて。
そそそそそそそそそそそとセイタカアワダチソウのオーケストラ。


これは現代の宮沢賢治に違いないですね間違いない

奈々原は剣術指南とか地の文だけ読むと硬い文章だらけなんかな、と思うけど
キャラ同士の会話は本当にTHEエロゲって感じのテンポ良い会話書くんだよな

ハナチラの蕎麦屋娘くだりとか最高だった

朱門優が、きっと、澄みわたる朝色よりも　で、電話がなるというその一言を説明する為に、無駄に小難しくシリアスな雰囲気で書き連ねた部分は結構ツボッたｗ

※１１
なんか違うところで読んだことがあるなと思ったら
同人エロゲの『相思相愛ロリータ』のエピローグの元ネタってこれなんかな

※22
人類が恋愛という概念を手に入れて以来最悪の断り文句すき

※25
吐くよ？

すき

嘘屋だっけ？元々ＴＲＰＧ系の会社出身だったのって
そりゃ文章まとめるのが上手い人が揃ってても納得

※12ロミオはやっぱこっちやな

明日海を見る、ずっと見たいと思っていた。それを明日見る。
私はそのことにとても満足できるだろうという確信がある。
そう・・・つまりそういうことだ。人が死を恐がるのは、やり残したことがある
からなんだって。だから自分のなすべき事を終えた人は、安心して命をまっとうできる。
その時、人は死を克服する力を手に入れる。
聖書にたしかこんな一文があった。死ぬ日は生まれた日に優る───
何も知らず誕生してくる日よりも、多くのことを知って、より大きな人間となって
死に逝く日は、決して劣るものではない・・・確かそんな意味だったと思う。
私は・・・生まれた日よりは大きくなれたよね？